■期間
2014年8月23日(土)~2014年8月30日(土)
パプアニューギニアへは、
毎週土曜日にニューギニア航空の直行便が
成田と首都ポートモレスビーを繋いでいる。
今回は、ポートモレスビーに滞在せず
同日に国内線に乗り換えニューアイルランド島ケビエンへと向かった。
■治安
パプアニューギニアは治安が悪いと言われることが多いが、
ケビエンでは特に不安を感じることもなかった。
明るい時間帯は辺りを歩き回ることができる。
暗くなってからはずっと宿にいたが、
出歩けないというのではなく、特に行く場所がないので。
街灯もない田舎町を想像してほしい。
ケビエンの町中を歩いていたら、なぜかバナナをもらった。
■お金
通貨はキナ(Kina)
ケビエンの町中には銀行とATMがあるので、
国際キャッシュカードを持って行くの一番便利。
日曜日でもATMなら利用可、現地通貨を引き出せる。
■宿(ケビエン)
ケビエンにはリゾートホテルから安宿まで10くらいの選択肢がある。
最安のピータートロットセンター(PeterToRotCenter)で
一泊30キナ(およそ1300円)
窓のない部屋はとにかく暑くて蚊が多い。
蚊の対策をしないことにはまともに眠ることは不可能。
旅行者の滞在はなく、基本的に現地の人向けのローカル宿。
パプアニューギニアの言葉をいくつかここで教えてもらった。
ケビエンで最も宿泊料の安いピータートロットセンターにて撮影
■宿(道中の村)
ケビエンからナマタナイを繋ぐ全長264キロのブルミンスキーハイウェイ
○印が実際にゲストハウスに宿泊した村
G印はゲストハウスはあるが通過した村
※Lambscoにゲストハウスはなし
たまたま祭りをやっており、お家に1泊させてもらった
ゲストハウスのある村まとめ
Kavieng ケビエン 0km
Lauan ルーアン 48km
Laraibina ラライビナ 83km
Fissoa フィソア 95km
Bol ボル 113km
Malom マローム 164km
Dalom ダローム 176km
Karu カルー 200km
Namatanai ナマタナイ 264km
村の名前を表す標識などは特にない
通り過ぎないためには
目的の村までの距離がどれくらいかを訪ねながら進む。
ゲストハウスはそのままGuestHouseと言えば通じる。
観光客もいないので、
ゲストハウスと言えども他にゲストはおらず村でのホームステイといった感覚
値段は素泊まりでだいたい100キナ(およそ4000円)。
食事をつけると150キナ(6000円)くらいになる。
水道・電気は通っていない。
夜中は発電機を使って灯りをつけてくれる宿もあるが、
基本的には真っ暗なので、日が落ちたら眠ること。
シャワーは川か雨水。
「トイレってある?」って聞いたら、
「あの木だよ!(Those Tree)」という答えが返ってきた。
世界で何番目かにかわいそうな木。
特にキレイだったDalomの宿の紹介
■気候
あつい。
12時から14時くらいの時間帯は暑すぎて走行不可能。
辺りを見回すと目に飛び込んでくるのは黄色や赤の極彩色の植物。
それが、暑さのせいでユラユラして見える。
現地の人たちもこの時間は、大体日陰で寝転がっている。
別にサボっているわけではなく、暑すぎて何もできないだけ。
あつい。
みんな太陽のせいだ。
道端にバナナが生えている。造形がグロテスク
高いところにあるココナッツなどをとるために
木登りスキルが非常に高い。
みんなスルスルと登っていく。
そのコツを教えてもらった。
■言語
800以上のローカル言語がある。
共通語はピジン語(トク・ピシン)。
ピジン自体が英語がモトになってできた言語※なので、
意外なことに、かなりの程度で英語が通じる。
Brokenであったとしても英語話者は多い。
※英語と現地語の混成語をピジン言語と言う
■補給
道中にはたまにKioskぐらいの大きさの売店あり。
売っているのは、
水、ビール、ビスケット、スナック菓子程度。
昼ご飯を道中に調達するのは厳しい。
ガソリンストーブを持っていったのが、
功を奏して途中で飢えずにすんだ。
宿の食事もライス+おかず1品で2千円ぐらいとられるので、
節約派のバジェットトラベラーは自炊セット必須。
備蓄食糧は日本から運び込むか、ケビエンで購入しておくこと。
日本のどん兵衛はパプアニューギニアでもウケが良かった。
うどん、おいしい???
黒宮 考平
1989年生まれ、東京在住、ゆとり世代。自転車で旅をしたり、木工、シルクスクリーン、小ネタなどジャンルを問わずモノ作りをしています。
作りたいものがあれば、なんでも制作お手伝いいたします!お気軽にご連絡ください。
kohei712@gmail.com
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