革製品ってちょっとした小物でも、それなりの値段がしますよね。
名刺入れ程度のものであれば、DIYで意外と簡単にできちゃいますよ!!
準備
必要なもの
・はぎれの革
・カッター
・はさみ
<革工具>
・ハトメ抜き
・カシメ打ち
・打ち台
・カシメ
*所要時間
計画・買出し・作業全てで
およそ1日~2日
制作
1)型紙の作成
サイコロの展開図を思い出しながら開いた形を考えましょう。
100均に売っている工作用の方眼用紙(厚紙)が、
とっても役立ちます。
写真ちょっと分かりにくいのですが、
右側にざっくりと書いているのが
ああだこうだ考えながら出来たイメージ図。
それに合わせて、
方眼用紙のマス目と定規でサイズを図りながら実寸の型紙を作っていきます。
はい今回の型紙です。
フラップ部分を作ったので、ちょっと意外な展開図になりました。
なんだか変な形。
余談ですが、
喫茶店で展開図のイメージを書きました。
ナポリタンがおいしかったです。
国道沿いの味というか、
ベチャっとしたトマトケチャップを感じる喫茶店の味、
たまらないですよね。
さて、そんなこんなで、
型紙を実際の形に折り曲げてみました。
工作用紙が厚紙なのが効いています。
型紙さえバチっと決まれば、もうできたも同然!
この段階で、
大きすぎると感じる部分など細部を調整していくと、
仕上がりが綺麗になりますよ!
2)カット
集中していたためあまり写真がありません。
型紙をなぞるようにして、
革の裏側に鉛筆でカット線をうつしていきます。
カットははさみでやるより、
カッターをメインにした方が断面が綺麗にいきます。
直線はカッター、曲線や角の処理をはさみなど使い分けるといいかもしれません。
3)穴あけ
固定したいところにカシメを打っていくのですが、
その前に下穴を開けてあげます。
使うのは、こうした”ハトメ抜き”と呼ばれる工具。
余計なところまで貫通しないように、
下に打ち台を置いて、ゴムハンマーでガツンと叩きます。
ゴムハンマーは100均でも買うことができますよ!
4)カシメ打ち
カシメで革を固定していきます。
穴を開けたときと同じような作業ですが、
今度はカシメ打ちを使って打ち込みます。
形になってくると、
途中で打ち台が中に入らなくなるので、
はぎれで簡易的なキズ防止用のパーツを作りました。
打ち台のかわりにこれをカシメの下に敷いて、
ゴムハンマーでガンガン叩いていきます。
大事な素材は傷つきません。
こうして叩いていると革細工をやっている気分が高まります。
5)完成
出来上がり!
あっという間でした!
ハンドメイドのレザークラフト、
興味がある方は是非試してみてくださいね!
黒宮 考平
1989年生まれ、東京在住、ゆとり世代。自転車で旅をしたり、木工、シルクスクリーン、小ネタなどジャンルを問わずモノ作りをしています。
作りたいものがあれば、なんでも制作お手伝いいたします!お気軽にご連絡ください。
kohei712@gmail.com
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